
セキュリティ意識が高まる中、多くの人が「パスワードの使いまわしは危険」と知ってはいても、実際の運用はおろそかになりがちです。今回は、意外とやってしまいがちな「やってはいけない5つのパスワード管理の落とし穴」をご紹介。あなたのパスワード運用は大丈夫ですか?
- INDEX
- 1. 同じパスワードを複数のサービスで使いまわす
- 2. メモ帳や紙にパスワードをそのまま保存
- 3. 簡単すぎるパスワードを設定している
- 4. 定期的な変更を怠る
- 5. 二要素認証(2FA)を使っていない
1. 同じパスワードを複数のサービスで使いまわす
これは最も多くの人がやってしまうミスのひとつ。一度流出すると、芋づる式に他のサービスまで不正アクセスされてしまう恐れがあります。
- 対策:各サービスで異なるパスワードを使い、パスワードマネージャーを活用しましょう。
2. メモ帳や紙にパスワードをそのまま保存
「忘れないように」と、PCのメモ帳やデスクに貼ったメモにパスワードを記載していませんか?それは他人にパスワードを見せているのと同じです。
- 対策:安全なパスワード管理アプリを使用し、情報の可視化を避けましょう。
3. 簡単すぎるパスワードを設定している
「123456」や「password」など、推測しやすいパスワードは今もなお使われています。これでは自らドアを開けて招き入れているようなものです。
- 対策:英数字、大文字小文字、記号を組み合わせた強力なパスワードを使いましょう。
4. 定期的な変更を怠る
一度設定したパスワードを何年も変えていないと、過去に流出した情報が今も悪用される可能性があります。
- 対策:重要なサービスは、最低でも年に1回はパスワードを更新しましょう。
5. 二要素認証(2FA)を使っていない
パスワードが漏れても、2段階認証を設定していれば被害を防げるケースは多くあります。
設定していないのは非常にもったいない!
- 対策:Google認証アプリやSMSなど、二要素認証を積極的に活用しましょう。
まとめ
パスワード管理は面倒に思えるかもしれませんが、一度トラブルが起きると取り返しがつかないこともあります。まずは「やってはいけないこと」を見直し、今すぐ安全な運用へシフトしましょう!