「効率化」「自動化」だけじゃ、もったいない!
AIを使えば、仕事はもっと早くなる。文章作成、資料づくり、データ整理――たしかにAIは「効率化」「自動化」の強力な味方です。でも、ふとこんな感覚はありませんか?
- 「便利だけど、思ったほどワクワクしない」
- 「結局、今までの延長線の使い方しかしていない」
もしそう感じているなら、それは AIの使い方が間違っているのではなく、もったいないだけ かもしれません。この記事では、発想法のひとつ SCAMPER法 を使って、AIを「作業をこなす道具」から「考えを広げる相棒」へ変える方法を紹介します。
- INDEX
- 1. SCAMPER法でAIを最大活用する
- 2. SCAMPER法ってなに?
- 3. AI × SCAMPER法が強い理由
- 4. SCAMPER × AI 実践例(ブログ・Web制作編)
- 5. AI活用のレベルは3段階ある
1. SCAMPER法でAIを最大活用する
AIと聞くと、こんな使い方を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
- 文章作成を時短する
- データ整理を自動化する
- ルーティン作業をAIに任せる
もちろん、どれも正解です。でも、それだけでAIを使うのは正直もったいない。AIは「作業を早くする道具」でもありますが、本当の強みは発想を広げる・ズラす・深めるところにあります。
そこで使えるのが、SCAMPER(スキャンパー)法です。
2. SCAMPER法ってなに?
SCAMPER法は、アイデア発想のフレームワークです。7つの視点から物事を見直すことで、新しい発想を生み出します。
| 頭文字 | 意味 | 日本語イメージ |
|---|---|---|
| S | Substitute | 置き換える |
| C | Combine | 組み合わせる |
| A | Adapt | 応用する |
| M | Modify | 変える・強調する |
| P | Put to other use | 別の使い道 |
| E | Eliminate | 削る |
| R | Reverse | 逆にする |
この「問い」をAIに投げるのがポイントです。
3. AI × SCAMPER法が強い理由
人間が一人で考えると、
- 発想がワンパターンになる
- 経験の範囲から出にくい
- 途中で思考が止まる
という壁にぶつかります。AIにSCAMPERの視点を与えると、
- 自分では思いつかない切り口を出してくる
- 一気に複数案を並べてくれる
- 「発想の壁打ち相手」になる
という状態になります。AIは効率化ツールではなく、思考拡張ツール。ここが重要です。
4. SCAMPER × AI 実践例(ブログ・Web制作編)
① Substitute(置き換える)
問いをAIに投げる
このブログ記事の「文章」を、別の表現に置き換えるとしたら?
出てくる例
- 図解中心の記事にする
- 会話形式にする
- ストーリー仕立てにする
コンテンツの「形」を変える発想が生まれる
② Combine(組み合わせる)
問い
この内容を、別ジャンルと組み合わせたら?
例
- Web制作 × 地域密着ビジネス
- AI活用 × 小規模事業者
- ブログ記事 × チェックリスト
単体では普通でも、組み合わせで独自性が出る
③ Adapt(応用する)
問い
他業界でうまくいっている事例を、このテーマに応用できる?
例
- 飲食店のメニュー設計 → Web導線設計
- サブスクモデル → ホームページ保守プラン
「業界横断型」の発想が一気に広がる
④ Modify(変える・強調する)
問い
もっと極端にするとどうなる?
例
- 超初心者向けに振り切る
- 専門家向けに尖らせる
- 1分で読める構成にする
ターゲットが明確になる=刺さりやすくなる
⑤ Put to other use(別の使い道)
問い
この内容、別の使い道は?
例
- ブログ → 営業資料
- ブログ → SNS投稿
- ブログ → セミナー台本
一度作ったものを使い回せる設計になる
⑥ Eliminate(削る)
問い
思い切って削れる部分は?
例
- 専門用語を減らす
- 前提説明を省く
- 結論から始める
シンプル=伝わりやすい
⑦ Reverse(逆にする)
問い
順番・前提を逆にすると?
例
- 成功例 → 失敗例から始める
- ノウハウ → NG集にする
- 完成形 → 作る前の思考過程を見せる
読者の「引き」を強くできる
5. AI活用のレベルは3段階ある
多くの人は①で止まってしまいますが。。。
- 作業代行(効率化・自動化)
- 思考補助(壁打ち・整理)
- 発想拡張(ズラし・飛躍)
SCAMPER法を使うと、
まとめ:AIは「考えさせる」と化ける
AIに「答えを出させる」だけではなく、問いを与えて、考えさせる。
- 効率化だけで終わらせない
- 自分の発想を超えさせる
- アイデアを量産する相棒にする
そのための型が、SCAMPER法です。「AI、最近マンネリだな…」と感じたら、ぜひ一度、SCAMPERの7つの問いを投げてみてください。きっと、「あ、まだこんな使い方があったのか」ってなりますよ。